概要

テスラモデル３のシフトレバーをRに入れたときに「ピー、ピー、ピー、、、」っと音が鳴るようにバックブザーをDIYで取り付けました。車の配線いじるのとか、いままで全部ディーラーにお願いしていたのですが、今回初めてのDIYです。

今まで乗ってた車にはバックブザーが付いていたのですが、モデル３には付いておらず、駐車時に一度シフトがRに入っていることを忘れてヒヤッとしたことがあったためです。（あと、聞いた話ですが、ホテルなどのバレーサービスで人に貸したときに、左ウィンカー出したつもりで、猛スピードでバックするのを見たという話を聞いて、人に貸したときは、間違えそうだなと思いました。）

作業概要

f:id:xbong:20210829005942j:plain — バックブザーの赤いコードを車のバックランプ点灯用電源の白いコードに割り込ませ、バックブザーの黒いコードを車体アース端子に接続します。

用意したもの

・バックブザー

RH9 ミツバサンコーワバックブザー MITSUBASANKOWA：消音機能は不要なのでRH-10ではなく、RH-9を選びました。トランク内からでも運転席まで音がある程度聞こえるように、音量大き目（車外取付用？）のこちらを選びました。（音圧レベル：85dB／1m）

f:id:xbong:20210829000412j:plain — MITSUBA製バックブザーRH-9

f:id:xbong:20210829000948j:plain — 最初からついてる取付金具は外す。

・エレクトロタップ（配線コネクター）

エーモン電源取り出しコネクター(赤)：バックランプの細い電源コードを分岐するためのコネクターです。適合コードサイズAV(S)0.5～0.85sqですが、分岐するバックランプのコードはもっと細いかもです。私の場合は、分岐自体は問題なく分岐できましたが、コネクター付属のコードの太さに対して、バックブザーのコードの太さが細すぎて、この二つをつなぐ金具をかなり締め付けないとブカブカだったので、もう少し細いコードのものがあればそちらをお勧めします。

これがなかったら、怖くてDIYで電源分岐なんか出来なかったです。

・クワ型端子

キジマ(Kijima) クワガタ端子セット：バックブザーの黒線をアース端子につなぐためのコネクターです。

これも太過ぎました。バックブザーのコードが細く、金具の締め付けにかなりの力が必要でした。もっと細いコード用のものを使うべきでした。。。

・その他

絶縁用ビニールテープ、両面テープ：バックブザーの固定、コード類の結束に使用
カッター：車のバックランプ点灯用電源の白いコードを露出させるのに使用
六角レンチ：車体アース部分のコード接続に使用（10mmだったと思う）
ペンチ：コードとの接続金具の締め付けに使用

手順

１．トランク内側のカバーを外します

1. 赤い部分をつまんで引っ張る。	2. カバーの縁のツメが出てくる。
3. 11か所の白いクリップで引っ掛かっているので、ひとつずつ引っ張って外す。	4. 最後にど真ん中のやつを外したら、勢いでカバーが落ちてきて、パワートランクのケーブルコネクタが抜けた。先に抜いておくべきだったが大丈夫だった。😅

２．バックブザーを取り付けます

1. トランク内のカバーを戻しても干渉しない位置を決めて、両面テープで仮止めする。	2. クワ型端子をバックブザーの黒いコードに圧着する。
3. 車体アースのボルトを緩めて、クワ型端子を滑り込ませる。	4. 注意深くカッターで黒い被覆部分を、中のコードを傷つけないように破り、バックランプ用の白いコードを露出させ、エレクトロタップを噛ませる。
5. タップを閉じてペンチで圧着後、分岐した赤いコードをバックブザーの赤いコードと接続する。	6. ビニールテープで分岐部分を固定し、コードの余った部分を束ね、バックブザー本体も車体にしっかり固定する。